最近噂の人気店行ってきた話 Part2
<Antique Cafe Road>
モノ, 場所
掛川の噂の人気店に行ってまいりました!そこはなんと雑誌やブログ、そしてテレビでもよくご紹介されている<Antique Cafe Road>、フォトジェニックここに極まれり
「掛川いこうよ」
この友人の一言から掛川へ訪れることになったのでした
よしゃ、それなら掛川のカフェとかを満喫しましょうぜとさらに提案
ということで「最近噂の人気店行ってきた話」まさかの第2弾がここに爆誕!
山奥にも関わらず人のたえないカフェ
記事を見て、聞いたことあるお店の名前だ!と思った方も多いんじゃないでしょうか
自分自身も<Antique Cafe Road>さんを知ったのはNHKテレビで放送していた「ふるカフェ系 ハルさんの休日」からでした
ちょっとワザとらしいのが分かるようなオーバーリアクションと
カフェのオーナーと地元の人も巻き込んでの、あのドラマ仕立ての流れは思わず笑ってしまいます
放送されるカフェはどれも素敵だけど、それが地元静岡の掛川にあると聞いてずっと記憶に残っていました
友人の愛車ラパンに乗っけてもらい、Google先生片手に準備万端
いざ掛川のどこだ?と思い調べると
なんと店に着くまでの道は細く、過去には行き着くまでに車が何台か落下している…
なんてことを聞いて(運転席にいる友人が)怯えながら、国道1号日坂バイパス八坂ICより約10分
看板?を発見
よかった…とりあえず近くまで行けた…
意外と距離的には近かった気がする
んん…?
ひえ……
アイエエエ………🌚
いやいやいやいや…狭い狭い狭い
ハイエースまで通れますと書いてありますが、女の子が2.5人ぐらいしか並んで歩けないんじゃ?👭
さわさわと音を立てて揺れる風流な外の景色とは裏腹に、車の中は緊張感で満たされていた…
対向車や人に会いませんようにと祈りながら、友人の愛車ラパンちゃんでなんとかくぐり抜け、少しひらけた道に出て駐車場にたどり着く
(運転に自信のない方はお店の北側から回り込む道があるので、そちらがオススメ)
第1、第2、第3…ぐらい?(更に奥にもあったっぽいような)駐車場がありそう、多く停められる箇所があるようでそこは安心
早めに来たおかげで楽々と車を停められました、車を降りてさらに歩きで雑木林が茂る小道を進んでいくと…
意外に奥にもまだ民家が
恐らく住んでいると思われるが、こんな細道を日常的に使っているなんてすごい…
左側に見えてきたのは、昔懐かしの昭和時代を彷彿とさせるホーロー看板、錆がいい感じ
しかもオロナイン・オロナミン兄弟が並んでいた、小ネタがちゃっかりしています(たぶん)
(友人が頑張って運転して)来たかいがあった!
右側の川に沿うように建っているのが今回の噂の人気店<Antique Cafe Road>
さっくり説明すると、天竜浜名湖鉄道桜木駅前で古道具屋さんを営んでいた店主の大場さん
新たにカフェとショップを併設しようということで、廃墟同然と化していた元牛舎をリノベーションし、3ヶ月の苦労の末に今の姿に
Web上で過去の写真をちらほら見かけましたが、未だにアンティークの数を増やしているように思います
配置もころころ変わっているようなので、毎度来るたびに違う雰囲気を楽しめるのかも
さて、それでは早速ロマンとレトロが詰まったフォトジェニックの世界へ
爽やかな緑と渓流に囲まれたアンティークたちの住み処
踏み入れた瞬間、雑貨好き・アンティーク好き・バイク好きの好奇心をくすぐる光景が!
やはり元牛舎ということもあり中は広々、全体を照らしているオレンジ色のライトがセピアな雰囲気
開店直後なので人が少なめ、そこまで気兼ねすることもなくたくさん写真が撮れました
店員さんもみんなシマシマシャツにジーンズ素材みたいな格好されているからか、片手にピッチフォークでも合いそうなファーマー感がおしゃれ
写真も快く承諾してくださったのですが、お店に食事をしに来た方しか写真は撮れないのでご注意を
よく見ると値札があちこちについていて、売り物だと気づいたのですが
所狭しと置かれているから当たってしまって壊したら…と思うと恐ろしいので、興奮を抑えながらじっと見てるだけにしときました
随所に置かれたバイクや車はもちろん店主さんの趣味、車種は詳しくない自分でもそのボディの格好良さをしっかりと感じとれます
お客さんの中には、自分のようにせわしなくキョロキョロと見回す様子もなく、ココよく来てるんです
みたいに雑談をしながらくつろぐ主婦の方々も
先ほど通った狭い小道の前にも民家が並んでいたので、そこの方々も訪れるんだろうか…と思うと近くにこんな素敵なカフェがあるの羨ましい…
この日、かなりのかんかん照りでしたが、周りの木が覆うように生えているため中はとても涼やか
せっかくならばと緑の見える外側の席へ
これが雨の日でもまたまたノスタルジックな雰囲気になりそう、ぜひ梅雨の時期にも行ってみたい
席にはトタンでできた花瓶と手作り感のあるメニュー
写真もおいしそうだし、入った瞬間から漂っていたカレーの香りに負けて(辛いの苦手なのに👳🏽♂️)
オリジナルカレーとミックスベリースムージーを注文
ブルーベリー、ラズベリー、クランベリー、いちご、バナナ、そして豆乳をふんだんに使ったミックスジュース(税込600円)
種のつぶつぶがコリコリと、そして爽やかな後味とふんわりとした甘さ、豆乳だから乳臭さもないし毎日でも飲みたくなる一杯
驚いたのが、ストローですすったときにこれ吸えなかったんです
かなり力を入れて吸わないと、そのフルーツの凝縮と濃厚さに吸引力が負けてしまう🐘
本当に!(自分の吸引力がおじいちゃんなのかもしれないけど)
そしてこちらはミニサラダ付きの三種の豆が入った、鶏ひき肉のスパイスカレー(税込1200円)
歯ごたえのある十六穀米と、豆の甘さのためかトマトのためか辛さが緩和されているカレーは、辛いの苦手な自分でももりもり食べられるほど
トマトの味が強めであっさりとした味わいになっていましたが満腹度はバッチリ、ごちそうさまです
少し名残惜しいのがスイーツを食べられなかったこと
お腹いっぱいになってしまったため断念…次の楽しみにとっておきます
付近散策、ことだまの社
掛川には事任八幡宮もある、そしてパワースポットとして有名
日本で唯一、言の葉で事をとりもつ働きをする神様の神社と言われ、つまり日本一やさしい神様がいるところ
平安時代、清少納言が書いた「枕草子」にも記されていて、びっくりするほど長い歴史があります
境内には楠やイチョウが見上げるほど大きくそびえ立ち、その深い歴史を物語っているよう
昔の人も同じ木を見ていたと思うと神秘的な感じがします
写真を撮り忘れてしまいましたが、ここには多くの神様が祀ってあり、小さな祠が点々とあるのです
つまり同じ数だけお賽銭箱がいくつもあるわけで、お参りにいく人は小銭を多めに持っていった方がいいかも
中にはボコボコと足場の悪いところにある祠もあるので、ハイヒールや足の悪い人は要注意
そしてあとから知って後悔したのが、お参りするときには名前通り心で思うだけではなく、言葉に出したほうが良いらしいとのこと…
惜しいことした…と思いながらも数十人の参拝者の前で「お金が欲しいです!」なんて言えるはずもないですが
他にも歩道橋を渡った向こう側にも本宮があるんだとか
今度訪れたときは本宮の参拝も欠かさないことを決意
社務所ではお守りを売っているのはもちろん
御朱印も書いてくれたり、近くに併設されたカフェではお茶・ご飯も食べられます
お参りだけでなく、木々に囲まれた爽やかな神社の境内でゆったりと過ごすのも、また一つの楽しみ方ですね
普段、浜松か東京か、みたいな極端な出かけ先ばかりだったり、ありきたりだと思う人もいるかもしれないけれど
行ってみると人気になるには人気になる理由があるとよく分かります
また今回は掛川の2箇所のみでしたが、静岡にはまだたくさんの噂の人気店があるし、まだまだ行ってみたいところがたくさん
またもしかしたら第3弾があるかも…とか?
Antique Cafe Road
営業時間:11:00〜17:00
定休日:月曜日・火曜日
TEL:090-4843-0851