【カレー通信】「ロックとは優しさだよ」と教えてくれるカレー<R 食堂>の「野菜カレー」
コト, 場所
先日、磐田まで取材に行ったときのこと、
編集部のずんだから気になるタレコミがありました。
さっそく調査に向かいます!
どーも。R編集長です。
先日、磐田まで取材に行ったときのこと、編集部のずんだから気になるタレコミがありました。
「この近くにR食堂っていうカレー屋さんがあるみたいですよ。」
ナニ!?
お店の名前が「R」カブリでカレー屋だと!
なにを隠そう私は、3食カレーが1ヶ月続いても「あれ?ご褒美かな?」と
思ってしまうほどカレー馬鹿なのだ。
期待に胸を弾ませてお店に向かうのだった。
お店に到着してみると、まったく予想外の外観!
古民家レストランだと〜。
私の偏見で古民家をアレンジしたレストランやカフェは、成人男性平均以上の胃袋を持つ人間を
量でも味でも満足させられないと思っているのだ。
ガラガラ〜(お店を開ける音)
店内を見て、私の偏見は一気に吹き飛んだ。
センスのいい家具とロックなポスターやフライヤー。
そして空腹である自分を「あんた、いま空腹でっせ。」と再確認させてくれるスパイスの香り。
これは、旨いものが食べれる場所だ。と確信するのでした。
私が注文したのは、野菜カレー 中辛。
しかも使用している野菜は、地元磐田産のもの。
サラッとしたルーは、オリジナルブレンドされているであろう
複雑かつ刺激的なスパイスな香りが鼻を襲い、口の中では野菜の
旨味と甘味が押し寄せた後に、適度な辛さの刺激がダンスするのであった。
ルーからのライス。そして野菜の具。
永遠に味わっていたい無限ループが、あっと言う間に皿を空にしたのであった。
食事が終わり、コーヒーを待っている間、店主の奥さまに質問した。
「R食堂のRには、どんな意味があるんですか?」
「ロックのRです(笑) ここでは小さなライブもできるんですよ。」
言われてみればキッチンとホールを区切る壁に所狭しとサインが書かれていた。
聞けば16年も続いている確かな名店だった。
ちなみに同行した編集ずんだ氏はチキンカレーとみかんラッシーを食していた。
バターの効いたルーとプリプリのチキンの相性はバツグンだったらしい。
またロックなカレーを食べにこようと心に誓うのだった。
R食堂
静岡県磐田市富丘 182-3
営業時間:ランチ 11:30~14:00(LO 13:30)
ディナー 18:00~21:30(LO 21:00)
定休日:火曜&第3水曜 ※イベント出店時は臨時休業