PROJECT444 R[アール] 100年後の地球も大切だけど、今隣にいる人を
笑顔にさせるライフスタイルマガジン

R8号特集ページ

NEW BORN PHOTO

コト 記念日

なんでもない1日が
想い出に彩られた1日に変わる。
人生の忘れられない1日に変わる。
写真という魔法でそれは人生の軌跡になる。
まるで時を紡ぐように。

我が子の誕生の喜びを 写真を通して分かち合う

人は、写真を撮る。たとえば、美しい風景が目の前に広がったとき。おいしそうな料理が湯気をあげて現れたとき。太陽が照らす笑顔に出逢ったとき……。日々の暮らしには、心が震える瞬間が思いがけないタイミングでやってくる。だから、私たちはそれを残したい想いにかられて、カメラのシャッターを切る。
かつて、フィルムカメラが主流だった頃、写真と言えば特別な機会に撮られるものだった。しかし、誰もがデジタルカメラを扱えるようになった現在、多くの人はまるで瞬きをするように写真を撮る。その行為は、特別というよりも習慣に近いかもしれない。しかし、自分が被写体の立場であったら?その写真がフォトグラファーによるものだったら? 写真は、やはり特別な存在になる。そのことを、プロの作品は教えてくれる。 撮られる側と聞いて思い浮かべるのは、人生の節目や行事だろう。七五三、入学式、卒業式、成人式、結婚式……。これらの慶事のはじまりと言えるのがニューボーンフォトだ。日本でもマタニティフォトと同様に広まりを見せているが、ご存知だろうか。

生まれてきてくれて、ありがとう 宝物 へ贈る、はじめてのプレゼント

ニューボーンフォトは新生児の写真のことで、その発祥はアメリカにある。一般的には生後1ヶ月までの赤ちゃんが新生児と呼ばれるが、ニューボーンフォトの撮影が可能なのは、生後10日頃までだという。生まれる前の胎児だった頃の名残を身体に留めているわずかな間にしか、ニューボーンフォトは残せない。
生まれたての赤ちゃんがどんな様子であったかを鮮明に覚えている人は少ないのではないだろうか。大人の腕の中に収まってしまう華奢な身体、小さな爪の生えた指、そっと閉じられたまぶた、ほのかに甘いような皮膚の匂い……。母親の胎内で温かな羊水に守られていた、そんな雰囲気を残している特別な期間が生後10日ほどなのだ。

産後は、母親はもちろん、父親も慌ただしい日々を過ごすことになる。どれだけ子どもの記録を残したくてもなかなか難しく、あっという間にお宮参りの日を迎えていた、という両親も多いにちがいない。だからこそ、ニューボーンフォトをプロに依頼する意義がある。
「生後間もない神秘的なかわいらしさと、ご両親の愛情あふれる幸せな姿を写真に残すことは、子どもさんへの大きなプレゼントになるはずです。想い出深い瞬間をたくさん写したいと思っています」と語ってくれたのは、フォトスタジオ グラムエイトの女性フォトグラファー、藤沢さん。自身も一児の母という立場だからこそ、赤ちゃんの自然で愛らしい表情を引き出すことを大切にしている。

雰囲気の異なる4つのスタジオとガーデンから成るグラムエイトだが、ニューボーンフォトに関しては出張撮影を行う。衣装や小道具などは、海外から取り寄せたハンドメイドのものを持参。事前に打ち合わせを行い、赤ちゃんが熟睡している時間帯に、母子共に負担のないように撮影を進めるそうだ。女性のみの撮影チームなのは、産後期のデリケートな母親への配慮の現れ。当日はすべてお任せできるので、ゆったりとした気持ちで撮影してもらうことができる。
人生のはじまりの10日ほどにしか写せない、かけがえのない瞬間がある。ニューボーンフォトは、その喜びをかたちに残すことなのだ。

Photo studio
グラムエイトglam.8

浜松市南区若林町1837番地
TEL: 053-525-6078
9:00〜18:00 ※完全予約制 火曜日定休
http://studio-glam8.com

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