文具と自家製パンを楽しむ
<ステーショナリーカフェ konohi>
モノ, 場所
「天浜線で行く、駅チカおすすめスポット」前編!
今回は掛川付近、いこいの広場に行ってきました。
海外の素敵な文房具に囲まれながら、ゆったりとした時間を過ごせる場所。
ステーショナリーカフェkonohiを紹介していきたいと思います。
どこか行きたいは行きたいんだけど、車がないんだよね
R編集部の若者たちは悩んでいた。
静岡のいいところを伝えたい、でも車を持っていないからそれほど遠くまでは行けないし、時間も多くはない。
それでも静岡のいいところを伝える、何かいいアイデアがあるはず…。
そこで、車がなくても気軽にいける公共機関の<天竜浜名湖鉄道>を利用して、駅に近くて日帰りで遊べるスポット探しをしてみよう、と。
もしかしたら、少なからずいるのではないでしょうか。
『名前は聞いたことがあるけれど乗ったことはない』、『乗ったことはあるけれどスポットは知らない』
『そもそも何かしらの、きっかけがないと腰が上がらない』
そのきっかけの為にも、Rの記事で新しい楽しみを見出してもらいたい。
ということで天浜線の駅の近くでいいスポットがないかと思案した結果
「天浜線で行く、駅チカおすすめスポット!」と題して前編、後編に分けて静岡のいいところを紹介していきたいと思います!
木々に囲まれた文房具カフェ
今回、天浜線に乗って来たのはいこいの広場駅。
この駅の近くにお洒落なカフェがあると聞き、やって来たのですが・・・
駅以外めぼしいものが見当たらず、不安になりつつ地図を見ながら歩くこと約5分。
道路沿いの看板の裏。見えて来たのは、生い茂る木々に囲まれた真っ白な木造の建物でした。
<ステーショナリーカフェkonohi>
一見カフェとは気づかないであろうその建物こそ、
今回紹介する<ステーショナリーカフェkonohi>です。
入り口まで続く小道を進むと、なんだか森の奥へ来たような気分になります。
すぐ横は道路のはずなのに、ここだけ別の空間のよう。
どきどきしながら少し重みのある扉を開けると、外からは感じられなかった木とコーヒーの香りふわっと広がり、お客さんと店員さんの声が心地よく響きわたります。
深いブラウン調の店内を興味津々で見渡していると、奥から笑顔の店員さんがお出迎えしてくれました。
自家製のパンとスープ
着いたのがちょうどお昼時だったこともあり、自家製パンとスープのセット、ハムとチーズのホットサンドを注文。
パンやスープ、ケーキなどのメニューは季節や時期によって変わるものもあるらしく、今なら期間限定で天然色素のクリームソーダも注文することができますよ!
(スープとパンのセット《上》・ホットサンド/ハム&チーズ (ピクルス入り)《下》)
セットのパンは2種類あり、今回いただいたのは「白いちじくとクリームチーズのパン」「オリーブとローズマリーのフォカッチャ」。
スープは暑い日にぴったりの「ヴィシソワーズ(じゃが芋の冷製スープ)」。
どれもお洒落な響きな上に、味も絶品。
ホットサンドも思いの外ボリュームがあり、食べ終わる頃には2品とも程よくお腹にたまりました。
豊富な種類の文房具たち
このカフェの一番の特徴が、カフェと併設して文房具の販売もしているというところ。
しかも多くが海外から取り寄せられ、ユーズドから新品まで、文房具好きの心をくすぐるお洒落なものばかり。
至る所に並べられた文房具たちは、鉛筆、消しゴムなどスタンダードなものから、
アンティーク調のハサミ、封蝋、つけペンやインクまで種類も形も豊富に取り揃えられていました。
変わった形のペン先や錠前など、手にとって見ると小さくて可愛らしいものばかりで、思わず顔がほころびます。
さまざまな海外製の文房具たち
さらに、店内の入り口には古本も販売されています。
幅広くレイアウトされた洋書から小説、雑誌などは、実際に手にとって中身を見ることも可能です。
きちっとおさまった本たち。(デザインのひきだし)シリーズが充実していました。
食事が終わり、静かな音楽に耳を傾けつつ店内をふらついていると、晴れていたこともあってか、窓から暖かい光が差し込んできます。
お一人様に人気の窓際カウンター席には、サイクリングの帰りに立ち寄った人、一人の休日を過ごしにきた人など、客層はさまざま。
ほっこりとした落ち着いた雰囲気は、外の時間を忘れさせてくれるような気さえして、ついつい長居してしまいそうな安心感です。
車がなくても天浜線で行けるうえに、駅から歩いて5分という駅チカスポット。
ちょっとした休憩や、ふらっと立ち寄りたい時、足を運んでみてはいかがでしょうか?