R食堂! お茶を喰らうシリーズ~第4回「ドレッシング編」~
コト クッキング
R編集部が食に対する飽くなき探求心を炸裂させる新企画・R食堂。
主食がどどっと続いた前3回。ここらで箸休めにフレッシュなサラダはいかがでしょうか?今回はオリジナルドレッシングのご紹介です。
「あっ…なんか無性にイタリアンドレッシングで山盛りのサラダが食べたい……!!でも今うちには和風も中華もフレンチも青じそもあって冷蔵庫のドレッシング占有率がバグってるし、取り出すのもガチャガチャボテボテなるし、恐らく古参のヤツの賞味期限もキテる………いやでもこのイタリアフェアは好評につき会期延長パターン間違いなし!今度こそ使い切ってやるから安心しな!(カゴIN)」
はい。
こうして同じ過ちを幾度となく繰り返し、あまたのドレッシングを屠ってきた同志たちよ。
つくりましょう、ドレッシング。その日の衝動その日のうちに。
というわけで今回拵えましたのが、
上:和風にんにく醤油ドレッシング
左:中華ドレッシング
右:イタリアンドレッシング
の3種類。
以下ざっと作り方をご紹介!どれも材料を混ぜるだけなので簡単ですよ~
【和風にんにく醤油ドレッシング】
おろしにんにく チューブでだいたい1㎝くらい
しょうゆ 小さじ2
酢 大さじ1
「茶ノ実油」 大さじ3
【中華ドレッシング】
しょうゆ、酢、ごま油 大さじ1
砂糖、味噌、にんにく(チューブ) 小さじ1
塩、ねぎ、白ごま 少々
「日本茶ノ生餡 ほうじ茶」 お好みで
【イタリアンドレッシング】
酢 大さじ3
塩、胡椒 適量
「茶ノ実油」 大さじ3
お茶を喰らうシリーズを謳う以上、忘れちゃならないのがお茶要素。ということで今回は和風とイタリアンに〈白形傳四郎商店〉の「茶ノ実油」を、中華に〈おいしい日本茶研究所〉の「日本茶ノ生餡 ほうじ茶」を使用しました。
先に結論言っちゃうんですけど、「茶ノ実油」超ハイスペック。超オールラウンダー。和モノも洋モノもいけちゃうマルチスターです。
オリーブからオリーブオイルが、ゴマからごま油ができるのと同じように、お茶の実でつくられたこの油。お茶独特のえぐみと言いますか、他の製品にはないぎゅっと濃縮されたうまみやコクが、和風、イタリアンそれぞれの味をがっちり引き上げてくれます。
これ単体にちょっと塩を振りかけただけでも全然おいしくいただけちゃうと思います。それくらいに味が立ってる!
和風はにんにくの風味が少しマイルドになり抜群の口当たりに、イタリアンはオリーブオイルのフレッシュさがお茶の実の深い味わいに切り替わって、ちょっと大人な味わいに仕上がりました。
ほうじ茶ペーストを混ぜ込んだ中華ドレッシングはというと、ごまの味わいにほうじ茶の風味がプラスされて香ばしさがアップ!こちらも相性ばっちりでした。
おうちでつくるドレッシングって一味足りないというか、ちょっとチープな感じになりがちですが、オイルやペーストでお茶の風味を取り入れるだけで、一気にレストランのような本格派の味にグレードアップ出来ちゃうことがわかりました!
しか食べたい時に食べたい分だけ作れば、ちょっと使っただけのドレッシングが飽和状態になることもナシ!家計のムダも削減できて一石二鳥です。
簡単混ぜるだけのオリジナルドレッシング、ぜひぜひトライしてみてくださいね!
次回も、R食堂は水曜日に更新です!