R食堂! お茶を喰らうシリーズ~ 第5回「ディップソース編」~
コト クッキング
ここまではちょい足し餡だったが、今回はドーンとたっぷり餡をご堪能できるディップソースとしてお届け。もっと気楽に手頃に、それでいてディープにすくっちゃって!
お手軽ディップ茶ソース
前回でもたっぷりと使われてきた餡、といっても言葉のイメージのように甘いわけではなく、料理に幅広く使える八方美人さん。
でもそのままだと、流石にちょっとビターすぎるし、どうせなら美味しくいただきたい。
ここでぴったりなのがいる、ディップソースだ。
これだったら、(袋から)出す。混ぜる。つける。食べる。これで終わり。
下手すれば作る時間はカップラーメンよりも早いかもしれない。
そしてお手軽だけに留まらず、組み合わせ次第で調味料の数以上にもあるバリエーション。さらには王道として野菜、揚げ物、クラッカーにディップするも良い。アクセントとして、料理の上からかけるのも良い。自分の好みでそれぞれの量を調整すれば、濃い味にもできるし、薄味にもできるし、かなり自由度が高い。
そろそろディップの良さを語る前置きはここで良しとして、今回作ったディップソースは、どう考えたって美味しい組み合わせ3種類のコチラ。
- ・タルタルソース×「日本茶ノ生餡 しずおか緑茶」
- ・梅肉×「日本茶ノ生餡 しずおか緑茶」
- ・バーニャカウダ×「日本茶ノ生餡 しずおか焙じ茶」
え。タルタルソース?バーニャカウダ?梅肉?作るの…?
大丈夫。必要なもののついでに、スーパーで市販の規制品をお買い物カゴにお入れください。
もはや作り方は書かなくてもお察しの通りなので割愛。
青々としていて見た目的に健康そう
とまらない味
今回はシンプルに野菜につけたほうがソースの味も良くわかるとのことで、早速野菜につける。
パキッと音のする新鮮な生野菜を味わう機会も、ディップならではの楽しみ方だ。
タルタルソース×「緑茶」はピリリとしたマスタードによる舌への刺激を、マヨと茶餡のまろやかさが包み込み、主張しすぎず互いを邪魔をしない味になった。野菜のほかに、トルティーヤ・チップスやクラッカーにディップしていただくのもアリ。
梅肉×「緑茶」は、梅と紫蘇の香りが口に広がりつつも、梅の酸味と茶餡のビターさが大人の味に。肉に乗せてこんがりと焼くことで、濃厚な肉の味と、梅茶餡の爽やかさにちょうどいい餡梅(あんばい)になりそう。
バーニャカウダ×「焙じ茶」は、餡がバーニャカウダの刺激を甘くしている。ニンニクの味がきいている反面、ニンニク独特の後味が気にならない。水っぽい野菜でも口の中では野菜炒めも同然の濃さ。それぞれの素材の味を絞って出た旨味は、パンにつけてさっくりといただきたい味だ。
(自分の好みで混ぜた分量なので、同じものでも多少は味が変わるかもしれない)
有無を言わず、パリポリとそこまで好きでもない野菜をつい食べてしまう。
生野菜は味よりも音と食感を楽しむだけのものだと思っていたけれど、ソースが加わったことで完璧な存在になってしまった。おいしい〜
野菜をさらに追加して黙々と食べていたが、濃い味ばかりでさすがに喉が渇いてきたかも。誰かお酒持ってきて!
そうだ、それなら今度は餡でお酒に似合う一品でも作ってみよう。きっとうまいに違いない。いや、うまくないはずがない。
次のお茶のレシピはあれで決まりだな…。
オマケ
「日本茶ノ生餡 和紅茶」もあったので、ヨーグルトの上から乗せた簡単なデザートも作ってみた。ハチミツやフルーツとの相性も良く、口当たりがさっぱりしていてGood
紅茶はデザート系に使いやすいので、是非こちらもお試しあれ!