シーグラスのようなお菓子【琥珀糖作ってみた】
モノ クッキング
この30度越えの夏日に外に出るなんて…と思ったので家で琥珀糖をせっせとこしらえました、皆さんも琥珀糖づくりを涼やかな部屋でどうぞお試しください
ついにこの季節がやってきましたと言わんばかりの暑さですね!
くれぐれも夏バテにはならないようお気をつけください
そして自分もこの暑さの中、家から出たくない一心で休日をダラダラ過ごしていましたが
お菓子作りがしたい謎の衝動に駆られて、簡単なものを作ってみようと思いました
そして今回作るのは「琥珀糖」!
画像検索をすればその魅力は一目瞭然、宝石のようにキラキラと、そして色とりどりに輝いています
最近のような強い日差しに当てれば、それは海に落ちたガラスのカケラのようで、夏にぴったりのお菓子と言っても過言ではない…
ということで、早速調理開始
琥珀糖レシピ
【材料】
・糸寒天…5g
・水…200cc
・グラニュー糖…300g
・色粉…適量
・香りづけしたい人は製菓用のブランデーとかラム酒など
【使う料理器具】
・バット
・クッキングシート
・つまようじ
・ヘラとか泡立て器など
糸寒天についてですがこれがまた…近くのスーパーではなかなか見つからない…仕方なく粉末寒天を買いました
糸寒天の方が透明度が高くなるらしいので、あればそちらをオススメします
そして色粉も、どこのスーパーを見ても赤ぐらいしかないのが難点!
でも色がつけられればいいのでは?と思ったので、かき氷に使うシロップで代用
これからの時期にもちょうど良い
(水の代わりに自分の好きなジュースを入れるのもアリかもですが、砂糖の加減が難しいです)
いざ調理
【作り方】
1.まず寒天5gを水200ccと一緒に鍋に入れます。
中火にかけて泡立て器などでしっかり混ぜて完全に煮溶かします(糸寒天の方は1時間程度、浸水させてふやかしてからです)
2.完全に溶けたらグラニュー糖300gを入れて煮詰めます。
ヘラを持ち上げたときに雫が糸を引く程度に煮詰めてください
(ここの過程が一番重要で煮詰めたりないと、後から琥珀糖が固まるまでの時間がすごく長引きます…30分以上煮詰めると思うのですが、もうグツグツドロドロに煮詰めてください。または、グラニュー糖の量を減らすことをオススメします。)
煮詰め終わったら、ここで香りづけしたい人は火を止めて、ブランデーやラム酒などを入れて軽く混ぜてください
3.バットにクッキングシートを敷いて、2を流し入れます
謎に泡立っていますが気にしないでください
4.つまようじの先に溶いた食紅をつけて色をつけます、少し固まり出してから色付けすると良い感じです
ある程度深さがついた方が色々な形に切れるので、小さめのバットがいいと思います、その代わり多少固まるのが遅いと思いますので注意です
5.粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて固めます、うまく煮詰まって入れば1時間程度でカットできるくらいに固まります…うまく煮詰まっていればの話です……
1時間後…
結論から言ってしまうと煮詰めたりなかったのか1時間後もまだ液体のまま…
こうなったらと5日間ぐらい放置
そして5日後にはなんとか手で持てるぐらいには固まったので、ハサミで切ってみることに
写真はあまりよろしくなく申し訳ないですが、現物はなかなかにキレイでした
角や表面は既にカチカチにはなり始めていましたが、まだ表面がペタペタするなあと思い、更に2日間ほど放置
1週間も放置しておくと、糸寒天だった方がいい理由がわかり始めてきました
確かに透明度が違う…ちょっと白く濁った感じになるんですね
でもこれはこれで磨りガラスみたいでキレイなので個人的には好きです
まだちょっとベタつきがとれていなかったのですが、今回は致し方なし
とりあえず実食
実食してみたところ食感はカリカリ、そして中がモチっとシャリシャリ
味はものすごく甘いです!グラニュー糖300gだもの
夏休みの勉強疲れの合間や、仕事の合間にちょっと糖分を摂りたいときにもオススメ
今回材料がなかなか揃いづらいとか、煮詰め足りなかったためにかなり時間がかかってしまったり、ということもありましたが
こういうのが料理の醍醐味感があっていいですね
オマケ
そういえば余ったシロップですが、そんな頻繁にかき氷作れないよーという方向けにこんなアレンジしてみました
【材料】
・お好みのかき氷シロップ(好きな分を好きなだけ)
・サイダー(好きな分を好きなだけ)
・アイス(好きな分を好きなだけ)
そうです、「アイスクリームソーダ」です
これなら手頃にシロップを消費できるので、使わないまま消費期限切れを迎えてしまった…みたいな悲しいことが起こらずに済みます
是非みなさんも涼やかな部屋でスイーツづくりでもしながら、夏を堪能してください🌞🍹