Number 07
伝統を知れば知るほど新しさに出会う。
今号の表紙が誰だかわかる人は、かなりの建築好きだと思う。
カール・ベンクス。
この建築家は、古民家再生という言葉だけではおさまらない。
われわれ日本人が無くしてはいけないアイデンティティというものがなんなのか教えてくれた。
日本茶を取材すると、当たり前のことを変わらず続けていたらオンリーワンになった茶農家や、
お茶の未来を考えて考えて生み出された商品たちがあった。
やはり静岡人にとって、お茶とは無くしてはいけないものなのだと実感した。
他にも浮世絵や、お祭り、100年以上続く老舗など、伝統的なものを知ると、
なにか新しいものを得ることができた。
この一冊を読むことで、あなたにもイノベーションがおきますように。